能登の未来

FUTURE

能登100人の家プロジェクト(珠洲・長屋プロジェクト)

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投稿者

福田恵美

私は能登出身ではなく白山市出身ですが、同県人として能登震災には心を痛めておりました。同時に、そろそろ「終の棲家」を考えるようになり、女性のおひとり様ゆえ、老後の20-30年をどうやって暮らすのか、を考えていました。同様の悩みを抱える人は案外多く、いつか知らない人ばかりの老人ホームに入るよりは、知った顔と一緒にお互いに見守りながら暮らせるような長屋があるといいなあと考えました。それを能登の復興と一緒に考えられないかという、勝手な妄想ですが、自分事であるがゆえに結構真剣に考えています。また、災害に強い家、のことも今回の震災を機に考えています。
このプロジェクトは、
・長屋ハウスを中心にする。2部屋程度のシェアハウス。家賃65000円。基本60歳   以上入居だが、シングルマザーの母子等困っている人もOK。財産をある程度処分してきていただき、納屋には一人1シェルフスペースを作り、そこに自分の大事なものを置けるようにする。
・その隣に保育園、学童、引きこもりの人を受け入れる施設を作り、老人と子供が混ざるのがみそ。かつては地域で子供を見ていた。
・農業を真ん中に置いて、畑や田んぼを自分たちで。自給自足まではできなくとも、食べる分を作ること、で安心がある。近くの耕作放棄地もついでに耕す。
・ついでに加工所も作り、地域産品の加工を行う(できれば冷凍食品ができるとよい。能登の魚介や野菜で惣菜を作って冷凍にする出荷もするレストランのシェフの知恵も借りる)(冷凍食品は今後伸びるはず)
・伝統工芸は隣にあるので、木工や林業水産業など含めて、そういう仕事の創出ができるといいのでは。
・上記の、シェアハウス+子供の施設+農業+加工所が基本。
・保育園がシュタイナーなど特徴があれば、そこに子供を入れたい母子が来る可能性あり(長野飯綱の幼稚園 大地)。
・その周りにパン屋さん、コーヒー屋さん、ブックカフェ、食堂などが徐々にできてくる。また、保育園に入れたい母子+パパがリモート可能なら、移住も呼べる。
・長屋ハウスは、できるだけアンプラグド(自立型)、電線や水道管につながらなくても、井戸や太陽光で賄えるようにすると、災害に強くなる。トイレもコンポスト?循環を大事にする。

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