地震の被害を受けた能登半島が100年後も農業や漁業が盛んな場所で少しでも地震前のようなのどかな風景に戻っていてほしいと考えます。なぜなら、今回の地震で能登の風景は大きく変わってしまいとてもショックを受けたからです。また、能登の漁業や農業も大きな被害を受けたため早く農業や漁業が再開してまた栄えた能登に戻ってほしいなと思います。また、私の母方の実家は米作りをしており父方の実家は祖父が昔イカ釣りをしており今まで漁業は続けていました。しかし、私の父方の実家も母方の実家も地震の影響で家には住めない状況になり、米作りや漁業ができない状況です。特に父方の実家は地震と津波の被害で全壊したためもう住むことは不可能です。どちらの祖父、祖母の家も住めないためこれからは能登の自分の実家に帰っても祖父と祖母の家に遊びに行くことはできないと思うととても悲しいです。
　このような状況になったときに思ったことは、２つあります。一つ目は、祖母の家で作ってくれる料理をもっと食べておけばよかったなと思いました。父方の祖母の家に遊びに行けば新鮮な魚を使った刺身や魚料理を食べさせてくれます。また、母方の実家に行けば祖父は米作りをしているのでおいしいお米を食べることができます。しかし、今の状況では祖父、祖母の作る魚料理やお米を食べることはできないです。２つ目は、母方の実家の輪島市町野町の地震前の町の風景をもっと見ておけばよかったと思いました。なぜなら、大きな揺れがある程度収まり外に出ると目の前にあった大きな納屋や隣の家は倒壊してなくなっており。津波が来ると聞き車で逃げているときに見た景色はほとんどの家屋が倒壊して屋根しか残っていないような景色でした。地震前にはのどかだった景色が一瞬にして戦争で空襲を受けたような街並みになってしまいとてもショックでした。今回の地震で地元の景色が変わってしまったり、祖母の家が無くなったり、知人が家屋の倒壊により亡くなったり、断水でお風呂にも入れなかったり、テレビも見られないなど地震が起きてからは生活が大きく変わりました。しかし、今までの当たり前の生活のありがたさを知り、車中泊や避難所生活の時は、人の温かさをとても感じました。能登から金沢や県外に行ってしまった人も多くいますが、能登に残っている人やまた能登に帰りたいと思っている人のためにも能登の街並みは地震前に戻ってほしいと思います。なぜなら、能登はとても安心でき心が落ち着く場所だからです。また、能登でとれる魚や野菜もまた食べたたいし、能登にある焼肉屋さんにもまた行きたいです。能登の街並みは完全にもとに戻ることはできないかもしれません。しかし、100年後でも能登に帰れば人の温かさを感じることができ、新鮮な食べ物を食べることができる場所で農業や漁業が盛んで栄えている場所あることは100年たっても変わらないであってほしいです。