能登の未来

FUTURE

能登愛、それは聖地巡礼から始まる

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投稿者

吉倉賢司

2019年に石川県七尾市が舞台の漫画『君は放課後インソムニア』が連載されました。その作品にはまり、七尾を訪れたのがきっかけで、以来2023年の連載終了まで聖地巡礼のために七尾に通い詰めていました。はじめは1人で舞台となっている七尾市内や能登地方を巡っていました。アニメ化や実写映画化を通して作品が有名になり、私がSNSで発信していく中で多くのファンと繋がっていきます。日本のファンだけでなく、中国や台湾といった海外のファンとも繋がることができました。またファンと一緒に聖地巡礼をしたり、作中に登場した場所を教えたりすることもありました。さらに、七尾市の商業施設であるパトリアさんや喫茶店の中央茶廊さんなどへ何度も足を運び、現地の方との交流も少しずつ増やしていきました。聖地巡礼を通して、七尾、能登に住む現地の方たち、日本中、さらには世界中のファンと繋がることができました。聖地巡礼で一番印象に残っているのは、ユネスコ無形文化遺産にも認定されている能登地方最大のお祭りである青柏祭に参加したこと。見物客もでか山を曳くことができ、地域の方と一体になって盛り上がりました。祭も能登に根付くアイデンティティだと強く感じました。
 七尾に通い詰めていく内に能登に対する関心が広がっていきました。中でも、奥能登国際芸術祭も私が能登を語る際、外せないイベントです。工芸や芸術が好きな私にとって最高のイベントだからです。古くから根付いている能登の大自然や建造物、そこに現代のアーティストの手が加わり人々を魅了する作品が生まれるのです。これからも能登の古き良き伝統に新しい息吹がかかり続けていくことでしょう。
 100年後の能登は他にはない唯一無二の大都市になっていて欲しい!金沢みたいな機能や観光、施設が能登にもあればいいなと能登を観光していて感じました。石川県の、能登地方を旅する時の拠点や情報の発信源となるような、そのような場所が欲しいです。そして、人の優しさは(実際に能登へ行く度に感じるのですが)100年後も変わらずあってほしいと思います。11年後の2035年9月2日に皆既日食が能登地方で見られるそうです。これは「君ソム」ファンにとって特別な日なのです。1日も欠けることなく、またファンで集えることを夢見ています。聖地巡礼から始まった七尾愛、能登愛はさらに輝きを増しています!

七尾愛がつまった聖地巡礼ブログはこちら
https://pochikura.hatenadiary.com/entry/2023/11/10/060000

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